Top > 白内障手術の眼内レンズ > 多焦点眼内レンズ

多焦点眼内レンズ

多焦点眼内レンズ

多焦点眼内レンズの説明

多焦点眼内レンズは、簡単に例えるなら「遠近両用眼鏡と類似の働きを持つ眼内レンズ」と言えます。

眼鏡に例えると、「遠くを見るだけの眼鏡では近くが見えない」反対に「近くを見るだけの眼鏡(老眼鏡など)では遠くが見えない」とも例えられる、単焦点眼内レンズの欠点である「手術後は眼の調節機能がなくなるので遠方にピントを合わせた場合、近くを見る時に老眼鏡が必要になる」といった点を補うように登場した白内障治療の為の眼内レンズが「多焦点眼内レンズ」です。

多焦点眼内レンズによる白内障手術は「遠近両用白内障手術」とも表示されるように、遠近両用眼鏡と似たような働きを持つことで、単焦点眼内レンズによる従来の白内障手術によって失われる遠くや近くを見るという調節機能を一部回復させる可能性があるとされています。

多焦点眼内レンズを挿入する遠近両用白内障手術を行った場合、眼鏡の必要性が軽減する、または遠近両用白内障手術後に眼鏡が全く不要になる場合もあるとのことですが、これらの効果は全員の方に保証されるわけではないとの事です。

当サイトでも紹介している神戸神奈川アイクリニックや新宿近視クリニックを始めとしたクリニックなどの説明では、眼鏡の必要性が軽減すると説明されていますが、辞書などの細かい文字を読む場合などは眼鏡の必要性があるとも説明されています。


多焦点眼内レンズは、遠くと近くの2箇所に焦点が合うように、光の屈折や回折といった性質を利用して設計されています。

では多焦点眼内レンズの特徴を以下に纏めてみます。

遠くも近くもある程度眼鏡を掛けずに裸眼で生活出来るようになります。

白内障手術後になるべく老眼鏡を使いたくないという方におすすめ。

近くの見え方の目安⇒(30〜40cmの距離で)新聞や飲食店のメニュー程度の大きさの文字が裸眼で読めるようになります。

辞書などのような小さい文字を読んだり物などを見る時には老眼鏡が必要になります。

手術結果は患者様の眼の条件(瞳孔の大きさや乱視など)によって異なります。

一部の方では夜間に車のヘッドライトやネオンサインなどがにじんで見づらくなったりすることがあります。

多焦点眼内レンズの中でもレンズの種類によっては、(程度には個人差がありますが)夜間の街灯や車のライトが手術前よりまぶしく感じられる事があります。

健康保険の適応外(自由診療)になるため、白内障手術の費用が高額になります。


上記に色々と紹介した以外に、多焦点眼内レンズは単焦点眼内レンズと比較すると、見え方の質の微妙な低下(コントラスト感度の低下)が起きる事もあるとの事ですが、多くのクリニックが、見え方の特徴が異なる2種類以上のの多焦点眼内レンズを用意して、白内障手術を受ける方のライフスタイルに合わせて多焦点眼内レンズを選択しています。

白内障手術の適性検査で、色々と相談して「ライフスタイルに合った多焦点眼内レンズ」を選択して老眼鏡のなるべく必要のない快適な生活を手に入れたいですね。